刺青や入れ墨、タトゥーの意味の違い！入れるリスクや除去はできるの？

刺青と入れ墨、タトゥー。

それぞれに違う意味があると言うのですが、
その違いは実際に入れている方ではないと分からない部分があります。

この3つの違いについて
気になったので調べまとめてみました。

刺青や入れ墨、タトゥーの違いは？意味が違う！？

・刺青
・入れ墨
・タトゥー

これらの違いは結果から言うと最終的には同じ物。
皮膚を削り染料を入れるものです。


刺青と入れ墨は同じ言い方をしますが、
本来、入れ墨は古来の刑罰で犯罪を犯した際に
身体の一部に印として掘られたものでした。

刺青は主に手彫りで行われる印象や意味が強く、
実際に国内には日本伝統刺青（にほんでんとうしせい）という
江戸時代頃からの伝統的な歴史があります。


タトゥーはアメリカのいわゆる入れ墨。

同じ物ですがデザインは入れ墨や刺青に比べると
もっとポップでイニシャルを入れたり、
モチーフを使っている事も多いイメージです。

いずれにしても最終的には同じ物を指しています。

刺青や入れ墨、タトゥーなど入れることのよるリスクは？

現在ではオシャレの一部として入れている方も多く、
確かに華やかであったりしますが、

これらを施した方々へのリスクとしては、
温泉、プール、サウナなど公共施設に入る事が出来ない点です。

これは刺青、入れ墨、文身、
剳青、 黥、彫り物、タトゥーなど、

さらにはアートメイクやシールなどもNGとしています。


かなり厳しい取り決めがあり、
Tシャツやラッシュガード、テーピングや
サポーターなどで隠しても利用が出来ません。

時にはスポーツクラブでも入会拒否され、
万が一、入会後発覚した時点で退会です。

また、就職や結婚にまで響く事もあります。


さらに困るのはMRI検査を受ける事が出来ず、
万が一、大病した際に治療の一部が受けられない事があります。

刺青などの顔料には磁気性を多く含むものがあり、
時に皮膚表面に磁性があると
過電流により火傷の恐れがあるため

原則、MRIは受けられないとしています。

CTとMRIの違いやメリット・デメリット！

そして生命保険の加入も、
B型やC型肝炎感染の疑いなどにより、
皮膚に傷を付け装飾している場合には
疫学的に疾病リスクが高いために加入を断られます。

刺青や入れ墨、タトゥーは除去はできるの？

現在では若いうちに入れたものを、
子供が生まれた事でプールなどに入れない事や
世間体を気にして除去を考えている方も多くいます。

これらの除去で多いのはレーザーですが、
レーザーで期待出来るものは黒色で掘られたもの！

一般的には刺青のみとしています。

しかし、あまりに深い筋彫りだとほぼ消えない様です。

他に皮膚を切除する方法や、
アブレーションという皮膚を削る方法など・・・

高額で切除でも5cm四方で10～20万ほど。

「彫り物＝人格」は無関係ですが、

若いうちに気軽に入れてしまい結婚やお子さんが出来た時、
ここが一番消したいと思う最大のポイントの様です。


今から入れようと考えている方は、先々の事をふまえて
それなりの覚悟を決めておく必要があります。

ちなみに、完全に消し去る事はできませんし、
皮膚を切除や移植しても傷は残るのでそのこともお忘れなく。