お米には新米と古米とありますが、
この違いはそのまま見た目通りなのでしょうか?
見分け方や炊き方の違いなど、
新米と古米の違いについてご紹介したいと思います。
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新米と古米の違いや特徴!吸水率が高いのは?
日本は美味しいお米が多く摂れ、
上手に炊けばおいしいご飯になりますが、
新米・古米の違いとは!?
それぞれの特徴をご紹介していきましょう。
- 新米
・水分が多く炊飯時の水加減をやや少なめにする。
・ご飯が柔らかく粘りがある
・ご飯にツヤがある。
- 古米
・米の乾燥により米の量と同等かやや多め。
・ご飯が固めで粘りが少ない。
・お米独特の臭いがする。
新米は炊いたままが美味しく古米は水分が少ない反面、
炊込みご飯や酢飯など味を付けるご飯が美味しくまります。
他にパラっとさせたいチャーハンなどに最適です。
料理によって使い分けしてみると
その違いがわかると思います。
精米方法が良くなったので昔から言われていた
「米を研ぐ」という事も現在は必要がなく、
新米も古米も力を加えずに「洗う」程度で充分。
しかし、古米は吸収が良いので、
初めの水は炊き上がりのぬか臭さを作り出すため
手早く3回程度、新たな水へと変える必要があります。
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新米と古米の見分け方や判別方法は?
精米方法や貯蔵方法が格段に進化した現在は、
新米も古米も大きな違いが見られず、
分析器を通しても歴然とした違いが分からない様です。
また、古米の意味は「古い米」という意味だけではなく、
「米穀年度」という国が定める食料管理制度によって、
毎年11月1日に新米から古米へと移ります。
他にもJAS法に基づいた
「玄米及び精白米品質表示基準」があり、
新米と表示させることができるのは、
収穫年の年末までに精米し梱包したものだけに限ります。
つまり店頭に新米として並ぶのは、
翌年年初~春あたりまでとされています。
ちなみに、早くに収穫することができる
早場米などは適用されません。
新米と古米を混ぜる場合の割合や炊き方のポイントは?
新米と古米がちょうど入れ換え時期を迎える頃!
中途半端に古米が残って、
新米と混ぜて食べてしまおうと考えると思います。
基本的には新米と古米は水加減が異なり
混ぜて炊く事はおすすめされていません。
しかし中途半端に量が残っても困りますよね?
その際には古米7:新米3
それぞれ個別に米を洗い、
古米については30分ほど吸水させてから!
その後、新米と合わせて通常通りに炊くと
それほど違いがわからず美味しく炊く事ができます。
新米でカレーライスを食べようとすると
ご飯が少々やわらかくベチャッとした感じになる
・・・といった場合にはこの方法で食べるとよい様です。
つまり、新米だからいい、
古米はダメということはないということ!
なお、古米をつややかに炊く方法は、
大さじ1杯のハチミツを入れる良い!と言いますが、
同じ米で作られる日本酒などのほうが
味や香りに支障をきたさずふっくらと焚き上げます。
冷めたご飯を温める時も、ほんの少し日本酒
もしくは料理酒をかけてレンジで温めると違いが出ますよ!
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