家庭料理でもポピュラーなイタリア料理
パスタとスパゲティー。
どっちも同じなのに、
なんで名前が違うのでしょうか?
人によってはパスタはイタリア、スパゲッティは日本!
・・・など、その区別も色々言われています。
実際の違いってなに?
今日はパスタとスパゲッティの違いについて
ご紹介したいと思います。
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スパゲッティは実はパスタの種類の1つだった!?
パスタとスパゲッティ・・・
なんとなくパスタと言った方が、
オシャレな感じもしてこちらを用いる事も多いですが、
本来、パスタとは小麦粉を練って成型したものをいい、
スパゲティやマカロニなどを総称したものをいいます。
スパゲッティはそんなパスタの中の1つで、
1.6~1.9mmのもで中が空洞ではない細長いものを
スパゲッティといいます。
他にもねじれた様なパスタ「フリッジ」や、
きしめんの様な平打ちパスタ「タリアテッレ」
・・・などこれらも全てパスタです。
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パスタやスパゲッティなどの種類の定義は太さで違う!?
パスタの1種であるスパゲッティは、
イタリア語で「ひも」を意味する言葉から付けられてます。
デュラムセモリナ粉を使ったひも状のパスタを言いますが、
実際には日本のそうめんやうどんと同じで、
太さによって名称が変わります。
・2mm強・・・スパゲットーニ/ヴェルミチェッリ
・1.6mm前後・・・スパゲッティーニ
・1.3~1.5mm程度・・・フェデリーニ
・1.2mm未満・・・カッペリーニ
シンプルに小麦粉と塩で作られた物以外にも、
イカスミやほうれん草を練り込んだものなど
色々と種類があるのも特徴です。
パスタの種類はどのくらいあるの?その歴史は?
スパゲッティを始めとするパスタはイタリアの主要料理で、
麺のタイプであるロングパスタと、
マカロニの様な小型のショートパスタと大きく2種類あります。
他にも詰め物をしたパスタなどイタリアの地方特有のものを含めて
650種類ものパスタがある様で、
毎年、新たな種類が誕生している様です。
イタリアでは家庭で生パスタを手打ちする様で、
まるで日本のうどんやそばと似ていますね。
イタリアでのパスタの歴史は非常に古く、
紀元前4世紀遺跡より現在と似た
パスタを作る道具が出土しているそうです。
18世紀初めはスパゲッティは民衆の食べ物でしたが、
後に宮廷でも食べられる様になり、
品良く食べるためにフォークが考案されたとのこと。
パスタの歴史にフォークあり
・・・というわけですね!
なお、日本では幕末時代に外国人居留地で食べられ、
1883年頃長崎にてフランス人神父マリク・マリ・ド・ロが
製造、1995年「マ・マカローニ(現日清製粉)」設立。
オーマイブランドの発売によって家庭に広まり現在に至ります。
今では調理法なども多くバラエティに富んでいますが、
日本のパスタを広めたメニューはナポリタンが流行った事だそうです。
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