ミネラルウォーターを買って飲んだ時に
なんだか飲みにくい・・・これは飲みやすい!
など感じた事はありませんか?
それには水にある
「硬水」と「軟水」の違いがそうさせています。
硬水と軟水の違いって?
今日はこの2つの違いをご紹介しましょう。
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硬水と軟水の基準は?
私たちが飲む飲み水には、
大きく硬水と軟水に分けられます。
これは文字通り、水の硬さを表しているもので、
日本の水道から出る水のほとんどは軟水です。
ヨーロッパなどのミネラルウォーターを飲んで、
喉へスッと入って行かない違和感は、
硬水であるため飲みにくいといったことがあります。
硬水を元に基準があり、
水1リットルの中に含まれる
ミネラルの含有量を数値にしたもの言います。
カルシウムやマグネシウムなどが
多く含まれていると硬度があがります。
100mg未満 ・・・軟水
100~300mg ・・・中硬水
300~1000mg・・・硬水
1000mg以上 ・・・超硬水
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硬水と軟水の特徴!効能の違いで便秘や下痢になることも!?
硬水と軟水はそれぞれの特徴で、
身体への作用や用途が異なります。
硬水は硬度が上がればクセが強くなり、
飲みにくいといった特徴がありますが、
カルシウム量も多く腸の蠕動運動を促す働きがあり、
便を柔らかくする働きがあるため便通を促す作用があります。
また、軟水の場合はミネラル量も低く、
喉通りがよく身体に馴染む傾向から、
デトックスや体調不良時の水分補給にもおすすめです。
下痢などで脱水症状を補う場合には軟水がおすすめ!
さらにお茶など私たちの水自体が軟水であるため、
料理なども軟水を使う方が適しています。
ただ、イタリア産のパスタは
硬水で茹でた方がおいしいなんて話も耳にします。
腎臓に持病を抱えている方もミネラル分の
負担の事を考えると軟水が適しているので
ミネラルウォーターを購入する際には
軟水か硬水かチェックは必要です。
日本の地域でも硬水と軟水の場所がある!?
日本の水は全国的にカルシウム量に関しては、
100mg以下で軟水と定義しています。
しかしWHOでのガイドラインによると、
その区分がかなり変わって来ます。
0~60mg ・・・軟水
60~120mg ・・・中程度の軟水
120~180mg ・・・硬水
180mg~ ・・・超硬水
日本の水の平均硬度は60mg程度。
おおむねですが北海道や東北・中部・近畿・中国は軟水、
関東や四国、九州・沖縄地方は硬度が高めとされています。
これには関東ローム層や九州は火山地帯、
沖縄は珊瑚礁によって硬度が高いと考えられています。
硬度が60以上の地域は千葉県などは90%ほど、
ただ100を越えるところはそう多くない様です。
つまり、地域によってはその風土によって
硬水の地域もあるということになります。
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