日本全国には国立公園や国定公園という
”国”が付いた公園があります。
こうした公園と一般的な公園との違いとは?
以外と知らない国立公園や国定公園の違いなどご紹介します!
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国立公園と国定公園の違いは?
国立公園と国定公園は日本各地に多くあります。
どちらも国が関係している公園である
・・・ということは分かるけど
実際にはどんな公園で違いがあるのか知る事は少ないです。
国立公園と国定公園の違いには、
管理保護している管轄の違いにある様です。
- 国立公園
国が定めた自然公園であり、
国の予算にて管理・保護を行っている公園。
- 国定公園
国立公園以外で風景が優れた場所を、
都道府県が予算・管理・保護を行っている公園。
いずれも自然公園法という法律によって保護されています。
また、国立公園は国の許可がおりれば
国定公園となることもあります。
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国営公園は国立公園や国定公園とは違うの?
国が付く公園には他にもあり、
国営公園という名の公園があります。
この公園は国立公園や国定公園とは全く別物となり、
管轄も国土交通省で、
法律も都市公園法という法律で定められています。
都市公園法の第2条第1項第2号にて、
- 1つの都府県の区域を超える様な
広い範囲の利用を対象とする大きな規模の公園。 - 国家的記念事業として建設された公園、
もしくは日本固有の優れた文化的資産の保存や活要を目的とする公園。
こうした公園は北海道から沖縄まで
17カ所あります。
例えば、東京ならば国営昭和記念公園や、
福岡県の海の中道海浜公園などがあります。
昭和記念公園で言えば東京立川市と昭島市に
またがって広大な公園である事がわかります。
国民公園も管理してる所が違うの?
公園には国民公園という公園もあります。
国民公園と聞くとパッと思い浮かばない方が多いと思いますが、
・皇居外苑(北の丸公園含む)
・千鳥ケ淵戦没者墓苑
・戦後強制抑留及び引揚死没者慰霊碑苑地
・新宿御苑
・京都御所
・・・といった公園で
環境省が管理し、国が設置・管理している公園です。
ただ、民間においても皇居外苑保存協会や
京都御所、新宿御苑の保存協会の三財団法人などが
活動を通じて整備保存に協力しています。
さらに民間団体として財団法人国民公園保存協会を設立し、
より国の施策に協力しながら皇居外苑や京都御苑、
新宿御苑を愛して止まない国民の参加のもとに、
整備保存や強化を図り現在の美しい公園を守っています。
他に都市公園という公園の分類もあります。
都市公園法に規程されているもので、
国や都道府県、市区町村が設置・管理している公園をいいます。
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