カンパチ、ブリ、ヒラマサ。
全て青魚なのですが魚が好きな方や
釣りをされる方などは、この違いはご存知だと思います。
素人目には見分けがなかなか難しく、
なんとなく違う気がする程度の認識です。
今回は見分けがつきにくい魚
カンパチ、ブリ、ヒラマサの違いについてご紹介したいと思います。
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カンパチ、ブリ、ヒラマサの見た目の違いと見分け方は?
カンパチ、ブリ、ヒラマサは見た目がよく似ています。
それもそうです!
この3匹の魚はスズキ目アジ科の魚なので、
見分けが当然付きにくいのも致し方ありません。
特にブリとカンパチは見た目が似ていて、
これらの魚の特徴である
目の横から尾まで黄色のラインが入っています。
ヒラマサは見た目にも違いがあり、
カンパチとブリが持つ黄色いラインよりも
太めの黄色のラインが入っています。
また、ブリとカンパチの見分け方は、
カンパチの方が顔が丸く身体の色が全体的に黄色っぽく
他の2匹にはない目の上に縦帯模様があります。
カンパチとブリ、ヒラマサの刺し身でも見た目は似てる?味の違いは?
お刺身になると尚の事わかりづらいですが、
ブリは血合いが濃く
4~5時間程で色が黒く変色してしまいます。
それに対しヒラマサやカンパチは
ブリより血合いの部分は少ないです。
血合いの色もきちんとした保管方法を行えば
ほぼ変化がないとされています。
ヒラマサの身はブリやカンパチほど脂が少なく、
コリコリとした歯ごたえがあります。
味は?と言えばどれも好みがあるのですが、
3匹共にそれぞれ美味しい魚です。
そうした身の違いがありつつも、
ブリの料理で代表的なブリ大根も、
似ているカンパチのアラで作られる事もあります。
血合いの部分が少ないので、かえってカンパチで
作る方が好きだという方も中にはいたりするのです。
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イナダやワラサはブリの仲間!?大きさで違う?
同じ様な青魚にはイナダやワラサがあります。
これはブリの成長過程によって呼ばれる名前で、
ブリは出世魚であり大きさによって呼び名が変わります。
この呼び名も地域によって違いがあり、
一般的には・・・
・モジャコ(稚魚)
・ワカシ 35cm~
・イナダ 35~60cm
・ワラサ 60~80cm
・ブリ 80cm~
関西などでは40~60cmはハマチであり、
北陸などでは70~80cmがブリの大きさの目安です。
和歌山では70cm未満で一旦ブリと呼ばれながら
80cm未満でオオイオという呼ばれ方をし、
いよいよ80cm以上になってブリと呼ばれるそうです。
今では東日本圏でのお刺身でお馴染みのハマチは、
西日本圏ではポピュラーであることがわかります。
いずれにしても青魚は身体に良い脂を蓄えた
美味しい魚ですので、違いはあれど積極的に食べたいですね!
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