事故のニュースなどで耳にする重傷や重体。
これらの違いって
どんな違いがあるのかご存知でしょうか?
重傷よりも重体の方が危篤な感じがする・・・
なんて方が多いのではないでしょうか?
今回はこの重傷と重体違いについて
報道用語などお話ししたいと思います。
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重傷と重体の違いは?
重傷と重体、どちらも「重」が付くことで、
とても大変な状態である事がわかります。
それぞれの違いですが、
重傷は命に別状は無いですが、
後々、障害が残る可能性があるものを含む
怪我をいい全治1ヶ月以上をいいます。
単純な骨折などに対してもニュースなど
報道では重傷と表現されることが多いです。
それに対して重体は、
報道機関・医療機関で使用される言葉で、
命に関わる重い病気や負傷を指していいます。
なお、軽傷は1ヶ月未満の怪我を言います。
酷さで言うと
重体>重傷>軽傷となります。
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未明と明け方やわいせつな行為とみだらな行為の違いとは?
深夜や早朝のニュースで耳にする
本日未明や明け方など・・・
その事件や事故などが起きた時間で、
この様な表現で報道されることがあります。
未明や明け方とはどんな違いがあるのか?
未明とは空が明るくなり始める前の時間帯で、
気象庁では0時~3時頃までを未明。
それ以降から6時までを
明け方として報道で使っています。
他にも「◯日夜」といった表現もありますが、
これはその日の日没以降を意味しており、
「◯日深夜」というものはその日の
24時近くから次の日にかけてを意味します。
つまり事件や事故が何時頃あったのか?
それによって未明や明け方、深夜など
言葉を変えて報道している事となります。
他にもわいせつな行為とみだらな行為。
どちらも同じ様に聞こえる用語ですが、
これは同意ありの性交があった場合にみだらな行為と使われ、
実際交えないとしても同意があり、
身体に触れた場合にはわいせつな行為と使います。
さらに相手の同意がなく行われた場合には
暴行や強姦という言葉が用いられます。
全身を強く打って死亡の本来の意味とは?
飛び込み自殺や交通事故などで耳にする
「全身を強く打って死亡」という言葉。
実際には遺体が
原型をとどめてないほど損傷している意味を
表している言葉なのはご存知でしょうか?
頭部を強く打ったり胸を強く打ったなど、
局部の状態をあらわしている事も多いのですが、
これは放送倫理に反するため、
具体的な描写が避けられているためでは?とされています。
報道に使われる用語には様々ルールがありますが、
まだ他にも多くの言葉があり使い分けられています。
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