天気予報で耳にする一時雨と時々雨。
どういった違いがあるのでしょうか?
一時的なら折りたたみ傘にしようか、
どうしようかと悩むところ。
今日はこの一時雨や時々雨といった
あやふやな天気の違いについてご紹介したいと思います。
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一時雨と時々雨の意味の違いは?どのくらい降るの?
降水確率であればなんとなく察せるものの、
微妙な言い回しにされてしまうと
「それってどうゆう意味!?」ってなりますよね。
降り続く雨ではないのはなんとなく分かる、
・・・でもどのくらい降るの?
天気の不安定さは伺えますが・・・
まず「一時雨」とは、
24時間のうち続いて雨が降っている時間が
「1/4未満」であることを言います。
つまりは長くて6時間よりも短いということです。
では対する「時々雨」は、
降ったり止んだりする雨の時間が、
24時間中の「半分未満」であること。
半日のうちに断続して雨が降るよ!
・・・という意味です。
いずれにしても傘は必要になりますが、
前者の一時雨の方が止んでしまえば後は降らない
といった意味にも摂れると思います。
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気象庁では一時雨や曇り時々雨、「のち雨」など細かい定義にも違いがある!
天気の事は気象庁が基本!
・・ということで、気象庁での回答による
「一時雨」と「時々雨」は、先にお話した
定義に対して、さらに細かな回答があります。
「晴れ時々曇り」といった「時々」
これも時間の合計が1/2より短い場合に使われます。
例えば「曇りのち雨」の”のち”とは、
予報期間の前半は曇りであり、
後半には雨が降りますよという意味があります。
そして、「ところにより雨」というものには、
予報を発表した区域の半分よりも狭い範囲で雨が降る
・・・という意味を持っています。
ちなみに、「予報期間」についてですが、
1日のうち「5時・11時・17時」の計3回発表があり、
5時と11時は「本日」、17時の発表においては「今夜」と言われ、
発表時刻から24時までの期間を言います。
そして「明日の天気予報を・・・」は、
明日0時~24時までの予報です。
天気予報の降水確率に関する本当の意味・・・
降水確率の予報は1980年代に始まりまだ歴史の浅いもの。
この数値の意味って割とご存知ではない方が多く、
例えば「本日の降水確率は50%」と聞くと、
「今日は雨が降るのは五分五分かぁ」と
考える方がほとんどなのではないでしょうか?
降水確率の本来の意味はその地方や地域で
1ミリ以上の雨が降る確立が「10回中5回」
10回を100%とした上で50%という意味です。
そして地面がなんとなく湿る程度の雨量が
1ミリ以下のものは含まれないのです。
さらに予報地域の一部分に雨が降ったとしても、
他の地域で降らなかった場合には
降水確率の上では降雨としては数えられません。
天気予報の事は素人が知るにはなかなか難しい・・・
そのため気象予報士の試験は
非常に難関であると言われています。
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