大型の海洋動物であるイルカやシャチ、クジラは
なんとなく同じ類の生き物なんだろう・・・くらいで
案外と過ごしていたりするものです。
しかし、色々と違いはあるもの!
今回はイルカやシャチ、クジラの違いについて
迫ってみたいと思います!
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イルカやシャチ、クジラの見た目の違いは?
お子さんに聞かれた時に困らない様に!
似ている様で似ていないこの3種の海洋動物の
違いについてちょっと勉強してみましょう。
意外と知らない事ばかりで、
見た目の違いは明確だと思います。
イルカもシャチもクジラも全て海の中で生活し、
肺で呼吸をするほ乳類でありクジラ目の動物です。
その中でもイルカとシャチはマイルカ科で、
クジラとは分類上分かれます。
さらに違いは口にあります。
クジラは人の爪と同じ成分で出来ているヒゲ板という
いわゆる歯の変わりをするものが口の中に密集しています。
イルカとシャチには歯があります。
また、大きさでは体長が4~4.5m以下のものをイルカ、
それ以上となるとクジラという見解もある様です。
しかしながら研究者による定義の違いもあり、
実際にはイルカは4~5m以下、
シャチは少々大きめの6~9m、
さらに大きいのがクジラ・・・となってますが、
イルカやシャチが成長してもクジラになる訳ではないので
恐らく前者の見解はないと思います。
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イルカとシャチ、クジラの寿命も違うの?
イルカやシャチ、クジラの寿命は、
なかなか野生動物なのではっきりとした年齢を
知るのは困難であるといいます。
ただ、アメリカにて野生のバンドウイルカの
追跡調査を行った際の研究データにおいては、
年齢構成は0~50歳であり
死亡時の年齢は平均で7.5歳としています。
シャチは実にメンタルが弱い生き物で、
親が死ぬと子が強いストレスによって死んでしまう
・・・なんて事があるそうです。
シャチの寿命にはオスとメスで差がある様で、
オスは平均で30~50年、メスは平均で50~80年とされています。
大きな身体のクジラの寿命は
平均で60~70年とされています。
しかし、近年の研究で確認されている固体には、
150~200年生きているものもいる様です。
サメもイルカやシャチ、クジラと同じ仲間なの?
海で生きる大きな動物といえば、
この他に「サメ」がいますね。
サメは魚類であり
イルカなどのほ乳類とは全く別の生物です。
サメはエラ呼吸で更に厳密にいえば
軟骨魚類という部類に入ります。
そのためサメはずっと水中に居る事はできますが、
イルカやシャチ、クジラについては人間が泳ぐときと同様で
たまに水面上にあがって息継ぎが必用です。
改めて知ると色々と違いがあるものですね!
残念ながらクジラは
水族館では飼育されておらず見る事は出来ません。
しかし、イルカやシャチは高い知能を活かしたショーは圧巻!
ぜひ機会があったら見てみてください。
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