毎年猛威を振るうインフルエンザ
風邪との違いや特徴、注意などはご存知でしょうか?
大まかに違いは知っているけど、
実際にはそれほど違いが分からないという事もあります。
今回は、インフルエンザと風邪の違いについて
ご紹介したいと思います。
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インフルエンザと風邪の違いは?
インフルエンザと風邪の違いは、
多くの方がご存知かと思います。
インフルエンザは学校や会社への
通学や通勤が停止となり、
風邪は特にそうした決まりはなく、
本人の体調に応じて休むかどうかとしています。
それ以前に根本的な違いはウィルスの違い。
インフルエンザウィルスと風邪ウィルスとは
全く異なるウィルスです。
インフルエンザウィルスは主にA型・B型、
さらに近年では「新型」というものもあります。
一方、風邪ウィルスはライノウィルスやコロナウィルス、
アデノウィルス他、200種以上あるとされています。
症状が似ているとは言われていますが、
実際には大きく違いがあります。
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インフルエンザと風邪の症状の違い!その特徴と見分け方は?
インフルエンザと風邪の症状は大きく違いがあります。
それぞれの特徴をわかりやすく
書き出してみたいと思います。
- インフルエンザ
発熱は急激に起こり38度以上と高熱。
悪寒も強く倦怠感や関節痛など全身症状が特徴で、
鼻水などは全身症状が起こった後に出て来ます。
- 風邪
発熱はあったり無かったりで、
高熱になることは少なく38度前後がほとんど。
悪寒や倦怠感などはあってもそれほど強くはありません。
症状は喉の痛みや咳、鼻水といった粘膜の炎症、
鼻水は初期の段階で出て来ます。
風邪でも人によっては
重く症状が出る場合があるので見分け方は難しいです。
「おかしいな?」と思った時点で
早めに医療機関で診察を受けるとよいでしょう。
インフルエンザと風邪で身体に及ぼす影響や合併症の違いは?
インフルエンザと風邪における影響や合併症ですが、
いずれも身体が怠く感じたり鼻がつまるなど、
通常の時に比べると集中力の妨げになる事はあります。
風邪の場合の多くはそれほど影響はしませんが、
インフルエンザは起きている事が大変辛い状況です。
さらに、インフルエンザにおいては
呼吸器系や心臓などに慢性の病気を抱えている場合、
気管支炎や肺炎、中耳炎や熱性痙攣を引き起こし、
重症化してしまうと最悪死に至ったりします。
小児の場合には急性脳症を起こす!
・・・といった合併症も報告されています。
そうした重症化を抑えるべく、
万が一、感染しても軽傷で治まる様に、
予防接種が必要というわけです。
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