温泉卵とゆで卵。
どちらも殻のまま茹でるものですが、
違いって何でしょう?
今回はこの温泉卵とゆで卵の違いについて
ご紹介したいと思います。
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温泉卵とゆで卵、半熟卵との違いとは?
温泉卵とゆで卵の違いは、
茹でる温度と卵の固まり方に違いがあります。
ゆで卵は料理の1つとされていますが、
温泉卵はゆで卵の半熟の1つとしています。
ゆで卵は沸騰させた湯で短時間に作りますが、
温泉卵は異なり65~68度の温度で
時間をかけて温める様に作ります。
半熟卵は白身は割と固まっていて、
黄身の部分がトロリとしていますが、
温泉卵は卵黄は割としっとり固まっており、
白身がとても柔らかいのが特徴です。
これには、卵黄と白身の固まる温度の差を
利用して作られてる違いもあります。
卵黄の凝固温度は65~70度
卵白の凝固温度は75~80度
卵黄の方が割と温度が低い状態でも固まる作用で
ツルリとした喉越しの温泉卵ができます。
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温泉卵とゆで卵の見分け方は?栄養の違いは?
栄養豊富である卵。
温泉卵とゆで卵の栄養は違いはなく、
熱を加えても大きく変わる事がないです。
ただ、消化吸収の時間に違いがあります。
意外にも生卵は
消化に時間がかかり2時間40分ほど、
ゆで卵でも2時間半くらい、
半熟卵は1時間半ほどです。
ちなみに、卵焼きや目玉焼きともなると
さらに時間がかかり3時間15分ほどかかります。
お腹の調子が思わしくない時や
体調を崩したときなどは半熟卵や温泉卵などは、
消化もよく胃に負担がかからないのでおすすめです。
他にも卵白に含まれているオポムコイドや
オポインヒビターというたんぱく質分解を阻害する成分は、
加熱をするとその作用が弱まるので、
ちょうどよく熱が入った半熟卵がいいです。
また、温泉卵とゆで卵の見分け方。
よく生卵とゆで卵の違いとしてテーブルの上で回して、
よく回転する方がゆで卵と言われています。
温泉卵は光に透かすと半透明で回転がやや鈍く、
ゆで卵は光に透かすと透き通ることはなくよく回転します。
温泉卵とゆで卵の作り方!温泉卵をゆで卵にできるの?
温泉卵とゆで卵の作り方ですが、
それぞれ好みの堅さがあるとは思いますが、
温泉卵は60~65度あたりで30分、
ゆで卵は熱湯で12分程で固茹で!
半熟卵は約6分半~7分程です。
また、たくさん温泉卵を何かアレンジしたい場合は
再度、茹でるとゆで卵になります。
時間はその温泉卵の白身の堅さにもよりますが、
熱湯で10分ほどでも加熱すれば間違いはないのでは?
出来れば消化のいい状態で消費した方がよさそうですね。
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