牛乳も豆乳も同じ「乳」が付きますが、
この違いとはどんなものでしょうか?
そもそも原料の違いがありますが、
他にも違いがあるのか気になりますね。
今回は、牛乳と豆乳の違いについてご紹介したいと思います。
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牛乳と豆乳の栄養や効能の違いは?代用できるものなの?
牛乳よりも豆乳の方が身体によいというイメージで、
牛乳の代わりに豆乳を飲んでいるという方も多いですね。
健康志向の方向けに、
豆乳を使ったカフェラテメニューがあったりするほど!
なぜか牛乳が避けられている現在ですが、
牛乳の代用として豆乳ではカルシウム量は補給出来ません。
「畑のミルク」などとされる豆乳は、
多くの成分が同じ程度含まれていますが、
カルシウムについては大きく違いがあります。
牛乳は9種類の必須アミノ酸をバランスよく含み、
カルシウムが豊富で血圧を下げる働きを持ちます。
さらにはビタミンAやビタミン12、ビタミンDを含み、
ビタミンB12は豆乳の約8倍含んでいます。
ただし、豆乳には
ビタミンEを牛乳の約44倍、鉄分が約40倍、
コレステロールを抑えるリノール酸など含みます。
豆乳には骨粗鬆症や更年期などを助け、
大豆サポニンが持つ抗酸化作用があります。
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カロリーや糖質、カルシウムはどれくらい違うの?
ヘルシーと呼ばれる豆乳ですが、
大きく牛乳と違いがあるのでしょうか?
カロリーと糖質ですがコップ1杯200mlで、
牛乳(普通牛乳)→134kcal(糖質9g)
低脂肪乳(加工乳)→92kcal(糖質5.5g)
豆乳(調整豆乳)→108kcal(糖質9g)
豆乳(無調整)→92kcal(糖質6.2g)
糖質制限をするダイエットであれば、
あきらかに低脂肪乳を飲んだ方がよいと解ります。
無調整の豆乳は慣れないとなかなか飲みづらく、
糖質の量はそれ程違いはありませんが、
飲みやすさを考えれば低脂肪乳を取入れた方がよいでしょう。
牛乳と豆乳で乳がんリスクも違ってくる!?
マクロビ食を取入れる方に牛乳などを止め
豆乳にシフトチェンジされたり、
大豆イソフラボン摂取のために・・・と
豆乳を飲まれている方がとても多いと思います。
乳がんリスクを懸念するあまりに、
牛乳を毛嫌いされる方が多い様ですが、
実際に大豆製品を多く摂り過ぎてしまえば害になります。
ホルモン治療中などに大豆製品を取ると
ホルモンバランスの崩れにより再発率が上がるともいいます。
多くは大豆製品を過剰摂取しやすい傾向があり、
サプリメントも摂り、大豆製品も摂る!
・・・という過剰になるのは日本の悪い面だといえます。
女性特有である臓器に働きかけ続けると
かえってガンリスクを高め、
閉経前の女性の場合は月経不順を起こします。
1日あたりの大豆イソフラボンの
摂取目安の上限は70~75mg
味噌や納豆を通常量で日常的に食べる事だけで
充分、問題がないものとされています。
なんでもバランスが大事で、
食事だけで変わるものではありません。
生活を正す事やストレスを発散させるなども必要です。
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