ぶどうを英語で言うとグレープですが、
マスカットはそのままですよね。
ぶどうとマスカットとはどんな違いがあるの?
ふと疑問に思う事ってありますよね。
今回はぶどうとマスカットの違いをご紹介します。
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ぶどうとマスカットの違いとは?
マスカットはぶどうの一種です。
マスカットといえばあの黄緑色のものを想像しますが、
これはマスカット・オブ・アレキサンドリアという品種を言います。
中には黄緑ではないマスカットも存在しています。
紫紅色種であるローデ・ハネポート(紅アレキ)や
山梨で栽培されている甲斐路(かいじ)、マスカット甲府
黄緑色のものは岡山のネオマスカット、ヒロハンブルグなど
交配により改良され多くの品種があります。
なお、ジュースやゼリーなどで言われる白ぶどうは
マスカットの中のシャインマスカットやネオマスカットあたりが
白ブドウ味のもので使われている様です。
ブドウ科の植物を総称してぶどうと呼び、
”ぶどう”と呼ばれる固有品種はありません。
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ぶどう・マスカットの種類はどれくらい?ワインに使う品種は?
ぶどうと呼ばれる果物は、
世界に10000種類以上の品種があります。
そのうち日本では50~60種類が栽培されている様です。
マスカットの先祖はヨーロッパぶどうというもので、
日本のぶどうはヨーロッパぶどうと
アメリカぶどうを交配したものが元となっています。
また、甘いイメージのあるぶどうですが、
ワインの原料になるぶどう。
特に赤ワインになるぶどうは黒ぶどうと呼ばれ、
果皮から抽出される色素によってあの色を出します。
品種にはカベルネ・ソーヴィニヨンや、
メルロー、ピノ・ノワール、マスカット・ベーリー
白ワインになる品種には、
シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、
ソースリング、セミヨンなど。
ぶどうとマスカットの栄養やカロリーに違いはないの?
ぶどうには様々な品種がありますが、
栄養についてはほぼ同じです。
主な成分は糖と水分、カリウムといったもので、
夏の暑い季節にはエネルギー補給ができ疲労回復を助けます。
皮が赤いものや紫色である巨峰やデラウェアなどは
その皮自体にアントシアニンやレスベラトロールを含んでます。
その効果はアンチエイジング(若返り)やガン予防、
動脈硬化予防といったものに期待で来ます。
マスカットは皮や果肉にアミノ酸、ビタミンなどを含み、
種にはぶどう特有の成分である
「OPC(オリゴメリックプロアントシアニジン)」
という成分を含み抗酸化作用があります。
気になるカロリーは
200g程(1房)で約120kcal
ケーキなどを食べるよりも
ぶどうを1房食べた方がヘルシーですね。
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