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病院で検査を受ける際に出て来る「CT」「MRI」

それとなく身体の輪切りを映像化して、
病巣の状況などを調べる事が出来るもの

・・・なんて想像しますが、実際には医療従事者ではない限り、
その違いってよく解らないですよね。


なんだか丸く開いた所に、横になって通されるこの2つの検査!

CTとMRIの違いを簡単にご紹介いたします!

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CTとMRIの違いは?メリットとデメリットを比較!

CTとMRIですが、同じ様に検査するイメージが強く、
身体の断層を見る事が出来る点は同じですが、

実際にはそれぞれ原理が全く異なるものです。

それにより得意分野や
メリット・デメリットがそれぞれあります。


まず「CT」ですが、得意な分野は骨など
水分が少ない箇所への画像診断を得意としている機器です。

全身を撮影する時間も2~30秒程度
非常に短いというメリットがあります。

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しかし、水分が多い臓器については
骨が写り込む事で見えずづらい部分が出て来る事と、

多少なりとも被爆するという点で、
妊婦さんや小さなお子さんへの利用が懸念されます。



そして「MRI」はCTの逆で、

水分を含む臓器の撮影に適していて、放射線使用ではないので
妊婦さんや、小さなお子さんにも安心して受けられる

といったメリットがありながら、
全身撮影を行うとすると約1時間

時間が長くて狭い場所で音がずっとする環境に
長時間いる必要があるというデメリットがあります。

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CTとMRI、どちらを受けるか選べるの?

CTとMRIは撮影に際しての
特色や技術面、形式の違いがあります。

自身の病状や状態に応じて医師が決める事なので、
自分自身で決めることはありません。


多くは妊婦であったりペースメーカーを
使用している方はその事を医師に告げている・・・

もしくは主治医でそうした事を医師自体が
わかっている状態であると思いますが、

事情があり初めて行く病院の場合には、

妊婦さんはCT
ペースメーカー使用の方は、磁場の問題でMRI

それぞれに注意が必要と言えます。

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脳の検査にはCTやMRIよりMRA!?その違いは?

近年導入が増えてきた「MRA」
MRIとどう違いがあるの?と思うのですが、

MRAは頭部にのみ用いられる画像診断検査法で、
MRIは全身に用いられる点でも違いがあります。

磁力を使用して撮影する点や、
被爆をすることがないといった点など同じです。

では、MRAは一体何の違いがあるのでしょうか?


頭部の検査いわゆる脳ドッグなどで行われる中には、
必ずMRI検査は付いて来ますよね。



頭部MRIは電磁波によって
頭部にある細胞に含まれる水素原子が反応することで

立体的な映像を作り出し、脳出血や脳腫瘍など
比較的大きい病変を視覚化することが出来るもの


MRAは?・・・というと
脳を巡る血管のみを描き出すもので、

動脈瘤や動静脈奇形などといった
早期発見に繋げる事が出来るのです。

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