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罪を犯した事に際して処罰を求める言葉に、
告訴告発があります。

どちらも似通った言葉であり、
それでいて違いはきちんとあります。

今回は告訴と告発の違いについてご紹介したいと思います。

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告訴と告発の違いやその意味とは?

告訴も告発も調査機関に対して犯罪の事実を
申告して犯人への処罰を求める意思を表示する行為です。

しかし、それぞれには主体の違いにあります

告訴の主体は、被害者やその法定代理人など
刑事告訴法に定める告訴権者を言います。

告発の主体は告発権者および、
犯人以外の第三者をいいます。


つまり、誰がするか?という点の違いで、
調査機関に義務が生じるかが違います。

どんな犯罪でも誰もかしこも調査機関に申し出て、
訴追を求めることが出来ると思いますが
実際には告訴権者しか申し出ることが出来ない犯罪があります

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告訴権者しかできない親告罪には4つある!?

告訴権者しか申し出が出来ない犯罪に
親告罪というものがあります。

これには4つの型があります。

・被害者の名誉が関係するもの(例:名誉毀損罪・屈辱罪など)
・事件が軽微である(器物破損罪・信書隠匿罪など)
・家族が関係している(親族間の窃盗など)
・私権に関するもの(著作権侵害など)


被害者の名誉が関係するものに関しては
犯人に刑を科す際に調査機関による調査以外に
裁判に訴えて公開法廷で裁きを受ける必要があります。

つまり、犯罪事実が公にされる事を意味しています

公になることを避けるために、被害者含め告訴権者の
意思の尊重により訴追するか選択権が与えられています。


事件が軽微であるものに関しては裁判所や調査機関を
動員するまで処罰を望んでいない事もあります。

そうした場合、意思の尊重により
告訴権者が望む時のみ限定されています


家族が関係しているものは家族間で起きた事件です。

「法は家庭に入らず」という精神もあることから、
告訴権者の意思表示がある場合にのみ限定しています


私権に関するものは著作権の私権などに関するものです。

私権侵害を受けた場合、犯人への責任を追及を
行うかどうかは告訴権者に委ねられています。

自首と出頭の違いとは?

告訴・告発と被害届との違いは?

告訴や告発は警察や検察に書面か口頭で行います。

告訴の場合には期間の定めがあり、
犯人を知った日より6ヶ月以内としています。

告訴・告発共に受けた調査期間は調書を作成し、
被害届と混同されない様に注意が必要です。


事件に関する書類・証拠物を検査官に送り、
検査官は起訴(裁判にかけるか)判断します。

そのため告訴や告発をした方に報告する義務があります

つまり、告訴や告発は
調査機関にこれらの義務が発生することになります。

被害届にはそうした義務が発生しない!
これが被害届と告訴・告発の大きな違いです。

告訴と告発の違いについて
なんとなくイメージがわいたでしょうか?

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