冬の寒い日に飲むと温まるココア
チョコレートととても味が似ていると思いませんか?
味だけではなく香りも同じ様でいて、
チョコレートケーキを作る場合にも
生地にココアを混ぜたりするもの・・・
では、この違いって一体なに?
今回はココアとチョコレートの違いについて
ご紹介したいと思います。
Sponsored Links
ココアとチョコレートの違いとは?
味も香りも似た、この2つ。
中には粉末状のものをココア、チョコレートは固形?
という分類と思われている方もいらっしゃる様です。
あながち間違いでもなく、
チョコレートの語源であるショコラトル(chocolatre)
これは固形のチョコレートではなく飲み物だった様です。
1828年に今や有名なヴァン・ホーテンが
カカオ豆よりカカオバターの2/3ほどを抽出し、
その残りで粉末ココアを作り出したのがきっかけ。
ここで余ったココアバターを固めて食べるという
発想を考えたのはイギリスであったとか・・・。
そのため今でもヨーロッパではココアとチョコレートは
はっきりとした区別はされていない様です。
あえていうなれば原材料である
カカオ豆で作られた製造方法が異なるもの!
・・・という違いだと言えます。
Sponsored Links
ココアとチョコレートはお互いに代用はできるか?
ココアはチョコレートケーキや
チョコレートを入れた生クリームの代用に・・・
と使う事は可能でポピュラーな使い方です。
では、ココアからチョコレートは出来るのか?
カカオバターの含有量がチョコレートよりも少ないため
ヘルシーなチョコレートを作りたい方や
賞味期限を迎えそうなココアを何か
他のものに変える事は出来るのか?
など代用について調べる方も少なくない様です。
レシピは見当たらないのですが、
実際に水練りココアを固めて板チョコの様にした方もいる様です。
ただ、常温に戻すとチョコソース状に
なってしまうという難点がある様です。
ココアを飲んだり、お菓子に入れる以外の方法としては、
コクをプラスする意味で
カレーやビーフシチューの隠し味に使ったりでます。
他にも根菜類の天ぷら衣に混ぜたり、
揚げたてにまぶして食べる方法もある様です。
しかし、ここまでのお話は、
甘味料など含まれていない純ココアのお話です。
ココアとホットチョコレートのカロリーの違いは?
同じカカオ豆で出来るココアとチョコレート。
カロリーはどう違うのか気になりますよね。
ココアに似ている飲み物に、
温めた牛乳にチョコレートを入れて作る
ホットチョコレートというものがあります。
これらでカロリーを比較すると、
100mlでホットチョコレートは1杯およそ200kcal
純ココアと牛乳と砂糖で作ると同じ量で160kcal。
カカオバターやカカオマスなどチョコレートは、
ココアには無い物が含まれているので
そうした差のカロリーなのだろうと思います。
いずれにしてもご飯が1杯235kcalなので
どちらもそこそこカロリーのある飲み物ではありますね。
Sponsored Links