健康食品・サプリメントなどで見る
コンドロイチンやグルコサミン、ヒアルロン酸。
どれも関節によいとされる成分ですが、
これらにはどんな違いがあるかご存知でしょうか?
それぞれの違いを知り、
よりよく活用して行きましょう。
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グルコサミン、ヒアルロン酸の効果や働きの違い
コンドロイチンやグルコサミン、
ヒアルロン酸の違いとは一体何か?
これらは働きの違いにあります。
私たちの身体、特に皮膚や軟骨に存在する
プロテオグリカンという成分があります。
ムコ多糖と呼ばれる細胞の周りに体液である
水分を蓄え、瑞々しく保つ働きを持っています。
その中でもいくつも成分が枝分かれし、
主なものとしてグルコサミンがあります。
グルコサミンはコンドロイチンやヒアルロン酸を生成し、
軟骨の再生を担っている成分なのです。
グルコサミンが体内で不足することで、
同時にヒアルロン酸が不足し、
肌の潤いや軟骨が減少すると言った事が起こります。
グルコサミンが生成されてもヒアルロン酸が不足すれば
クッション性のない軟骨になってしまいます。
つまり、これらの成分は水分保持、
軟骨の柔軟性に必要な成分ということでは同類です。
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コンドロイチン・グルコサミン・ヒアルロン酸の効果と特徴!
細胞の水分を保持し、関節を保護する!
といった働きがありますがやや効果も変わります。
コンドロイチンは皮膚や軟骨、骨、角膜など
各臓器に存在していて保水力・弾力性という点を担っています。
コンドロイチンは軟骨へ水分を運ぶ働きがあり、
ここで栄養や水分を運び入れると同時に、
老廃物を排出する働きもあります。
グルコサミンは関節と関節の間のクッションであり
軟骨を構成する成分の1つです。
ヒアルロン酸はコンドロイチンと同様に
体内に多く点在していて強い粘り気と弾力性を持つ成分で、
1gで約6ℓもの水分を保持するといいます。
これもまた瑞々しい肌を保つ点、
関節の潤滑油とクッションを担う成分です。
コラーゲンの違いは?
美容や健康にとコンドロイチンなどと
並んで出て来るコラーゲン!
体内には数種類のコラーゲンが存在しています。
コンドロイチンなどムコ多糖類と同じく
関節や軟骨のサポートしたり美肌効果と
類似している働きがありますが存在としては別物です。
しかし、お互いの相乗作用において、
関節をサポートし互いの生成を助ける働きを持ち、
これらはどちらが不足しても支障があるものです。
コンドロイチンなどは
水分を保持し弾力を保つという働きに対し、
コラーゲンはそれらの細胞を強く結びつける
言わば綱の様な働きがあります。
この綱も充分な水分や弾力がなければ細胞が離れ、
肌であれば肌のハリが失われ
シワやたるみといった支障を来す訳です。
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