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様々な料理の色味や薬味、風味として使う
あさつき・ねぎ・わけぎ

どちらもネギの類ですが、
どんな違いがあるかご存知ですか?

同じ様で同じじゃない!じゃあ違いとは??
あさつき・ねぎ・わけぎの違いご紹介します!

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あさつきとねぎの違いは?

あさつきはネギよりもやや柔らかく、
見た目も細いだけの様に思います。

味も香りもネギ特有の香りがし、
ちょっとした色味や薬味として使われます。

実はそれ!あさつきではないのです!


あさつき(浅葱)は本来北海道に自生しているもので
その種の名前もエゾネギ種アサツキ

ネギ類の中では最も細い葉を持ち、

別名、糸ネギ・センブキ・センボンネギ・
センボンワケギ・ヒメエゾネギ
などと呼ばれています。

ネギよりも色が薄い事で浅葱と付いた様です。



ねぎは風味が強く、太い
根深ネギ(長ネギや白ネギなど)のことが多いです。

ただ、西日本では色が濃く、
細い葉のものをネギと言う事があります。

白い部分が多く太めのものは
白ねぎ根深と分けて呼ばれている様です。

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あさつきとわけぎの違いは?栄養やカロリーも違う?

あさつきはねぎの一種ですがわけぎとは異なります。
わけぎはネギと玉ねぎの雑種で小型化した変種です

食べ方は薬味など
どちらも類似しているので大きな違いはありません。

あさつきとわけぎの栄養もそれほど違いはなく、
カロリーも10g程度で4kcalとほぼ同じです。


栄養の主な成分はネギ類の
独特な香りの硫化アリルを含みます。

ビタミンB1の吸収を助ける働きがあり、
豚肉と一緒に食べると乳酸の分解や血流を良くし、
疲労回復や肩こり解消などに期待できます。

この硫化アリルは刻んだ時に多く生産されるので、
食べる直前に切るといいです



他にもパントテン酸やB1以外のビタミン群、
栄養素の代謝吸収をアップさせるので

動脈硬化防止、肌や髪の健康、風邪の時に食べれば
身体も温め咳を鎮める作用など持っています。

加熱して食べるよりも生食の方が
成分的にはよりよく摂る事ができます。

万能ねぎとの違いは?

細く青い部分が多いネギには
万能ねぎというものがありますよね!

これも同じく細かく刻んで、薬味代わりに使ったりし、
様々な料理の色味や風味と用途が広く使えます。

そうした意味で万能ねぎと付いたのかは定かではないですが
あさつきやわけぎとは違いがある様です



万能ネギは本来ネギの一種、九条細という
ネギを種から育て密植し若い葉だけを収穫したものです

そして福岡のJA筑前あさくらの商標登録された、
れっきとしたブランドネギです。

第三社が生産した細ねぎを万能ねぎと名を付ける事ができず、
他の地域では混同されていることが多く見受けられます。

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