汗にはよく「冷や汗かいた」や「脂汗タラタラ」
・・・など異なる表現されるものがありますが、
冷や汗と脂汗の違いとはなんでしょう?
汗の違いで実は隠された病気の可能性も!?
今日は、冷や汗と脂汗の違いや
関係する病について解説したいと思います。
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冷や汗と脂汗の違いや特徴!汗の成分も違うの?
私たちがかく汗には種類があります。
本来は汗をかくことで体温調整を行っていますが、
時に出る冷や汗や脂汗
冷や汗とはドキっとしたやヒヤっとした事で
皮膚の血管収縮や鳥肌がたつなど
体温が下がる時に出やすいのが特徴。
また脂汗は言葉の表現からも分かるように
粘性がややある汗で、皮脂分泌が多い箇所である
額や鼻、あごなどといった顔を中心に脂ぎる汗のことを差します。
激しい腹痛や下痢、高熱の時には
手の平や足の裏にかく場合もあり病気のサインの場合もあります。
成分には違いはなく、
主に水分とナトリウム、尿素や乳酸、
脂汗には皮脂といったものが含まれています。
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腹痛や脇汗、緊張してる時に出る汗は脂汗?冷や汗?
脂汗は暑い訳でもないのに
緊張する場面や腹痛や痛みによって発汗する汗を言います。
身体のどこかで痛みがある場合や精神状態が
極限に緊張していたり興奮している時に吹き出す汗です。
腹痛でもじんわり額などから
脂汗が吹き出る時ってありますよね。
通常の汗は安静にすることで自然とおさまりますが、
脂汗は痛みや緊張が緩和するまでは止まりません。
額や胸部・手のひら・足の裏に脂汗をかく場合は
脳卒中や狭心症、腸閉塞などといった病が
潜んでいる事もあるので体調に注意してください。
冷や汗に関しても交感神経が過剰に働く事で
血管や汗腺の働きも過敏になります。
特に緊張したり寒くもない、驚く事もないのに
冷や汗が出る場合は自律神経失調症やバセドー病などの可能性も。
なお、脇汗は冷や汗の1つです。
運動後に出る汗は別として不安や緊張でも
交感神経が働き発汗する様に脳へと指令が出ます。
特に運動もしていないのに脇汗が出る場合は
多汗症の疑いもあり皮膚科での受診をおすすめします。
脂汗や冷や汗対策として日ごろからできることは?
腹痛など痛みがない時の脂汗は、
脂肪体質の方に見られる事が多いです。
これは見た目にはわからない細身の方でも
内臓脂肪や筋肉が少ない方にも言えます。
食生活の面で脂質を多く摂る方に多く、
野菜はそれほど食べずに肉や揚げ物を好む場合です。
ビタミン類・・・つまり野菜や果物なども
きちんとバランスよく摂取することで軽減します。
また、脂汗をかいても乾燥肌の方が多いので、
きちんと保湿のケアを行う様にしましょう。
冷や汗は多くは痛みを伴う深刻な症状が多いです。
暑くもないのに冷や汗が出るなど、
対策というよりも無視せず病院での受診です!
何かが潜んでいる事が多くビックリやドッキリすることもなく、
ただ安静にしていて冷や汗が出るのは身体のSOSサインが多いのです。
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